内装塗り仕上げのための適切な「せっこうボード下地のつくりかた」
接合材(釘、ねじ)にはどのようなものを使用したら良いか?
二接合剤が腐食すると、発せい(錆)による変色や、体積膨張によるひび割れの発生仕上げ材のはく離等の不具合を生じる可能性がありますので、さびの生じにくいステンレス製または亜鉛めっき、電気亜鉛めっき処理されたものなど、防せい(錆)処理された接合剤を用います。
天ガラス繊維製ジョイントテープの巾に規定はありますか?
ガラス繊維製ジョイントテープの幅は50mmが標準ですが、他に35mmや150mmの製品もあります。
幅が広いものを使うほど、ジョイント部や開口部の角での、船団強度が高くなる傾向にあり、ひび割れの抑制に有利となります。
このパンフレットで「左官仕上げ」と「塗装仕上げ」を分けている理由は?
「左官仕上げ」は 日本建築学会の 建築工事標準仕様書 JASS 15(左官工事) および JASS 23(吹付け工事) による仕上塗材および左官材料など、「塗装仕上げ」は JASS 18(塗装工事) による塗料を対象としています。
シーラーはなぜ使うのですか?
合板は木質系素材ですので、アク止めの為に、適切なシーラーを塗り付ける必要があります。けい酸カルシウム板は吸い込みが大きく、表面強度も弱いため、吸い込み止めと付着性向上を目的とする適切なシーラーを塗り付ける必要があります。